行政書士佐藤洋文事務所

おはようございます。
行政書士の佐藤です。

点呼の種類には、乗務前点呼と乗務後点呼の他に、中間点呼があります。

長距離運行がない事業者であれば中間点呼についてよく分からないかもしれません。

中間点呼は、乗務前点呼と乗務後点呼のどちらも対面で行うことが出来ない乗務を行う場合に必要になります。

2泊3日以上の運行などが分かりやすい例です。

2泊3日の運行であれば、2日目が乗務前と乗務後のどちらも対面点呼ができません。

なので2日目に中間点呼を行います。

分割休息の特例を使えば1泊2日でも中間点呼が必要になりますが、説明は省きます。

中間点呼の方法は、乗務の途中に少なくとも1回電話その他の方法で行います。

乗務の途中とありますが、特に時間は決められていないので、お昼頃とか出発してから何時間後とか自由に決めて良いです。

ただし、運転中に行うのはNGです。


点呼の内容は乗務前点呼とほとんど同じですが、日常点検の状況については確認は必要ありません。

中間点呼が必要な運行があれば、運行指示書も併せて必要になりますので、忘れずに作成してください。