運行管理者の一般講習と基礎講習
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行政書士の佐藤です。
新たに選任された運行管理者は、選任届出をした日の属する年度(やむを得ない理由がある場合は、当該年度の翌年度)にNASVA(独立行政法人自動車事故対策機構)等が実施する基礎講習または一般講習を受講しなければなりません。日程は決まっており、インターネットから受講の予約が可能です。
これまで基礎講習を受講したことがない運行管理者は基礎講習を受講することになります。
その後は最後に受講した年度から数えて2年ごとに一般講習を受講します。
年度で考えるので令和3年4月1日~令和4年3月31日までが令和3年度となります。
受講する年度や日程については通知されてこないので、忘れないようにしておく必要があります。
「新たに選任された運行管理者」とは、当該事業者において初めて運行管理者に選任された者です。
過去に他の事業者で運行管理者に選任されていたことがあっても、当該事業者でこれまで運行管理者に選任されたことなければ、新たに選任された運行管理者となります。
一般講習は1日で終わりますが、基礎講習は3日間あるので仕事の予定などを調整することも必要になります。私は5年前に運行管理者試験の受験資格を得るために基礎講習を受講しましたが、当時はビッグウィングの中会議室で今では考えられない密状態で話を聞いており、3日間が終わったあとは結構開放感があったことを覚えています。今年度の講習も終盤に入り、予約もかなり埋まってきていますので、お忘れの方はお早めに予約してください。